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『・・・ンジ・・・』
う〜ん、誰・・・
『・・・シンジ・・・』
この声はアスカ!でも、姿が見えない・・・
『・・・起きて・・・』
えっ?
『起きて!シンジ!』
「うわっ!」
な、なんだ、夢か・・・
『やっと起きたね。』
こ、この声は・・・
「ア、アスカァ!」
な、なんでアスカがここにいるんだ!?
The biginning
of
happiness
〜二人で登校〜
『おはよ!シンジ!』
「お、おはよう、アスカ。」
『どう、驚いた?』
「(コクコク)」
そりゃ、夢に出てきて、起きたら本物がいたら誰だって驚くよ。
『へっへ〜。』
「何か嬉しそうだね。」
『だってシンジの寝顔見ることができたんだもん。』
「・・・」
ずっと寝顔見られてたのかな?
少し恥ずかしい・・・
「どうしたの、こんな朝早くから。」
『それはね、シンジと一緒に学校行きたいなって思ったから・・・』
「えっ、じゃ、じゃあすぐ着替えるからリビングで待っててよ。」
『うん、わかった。』
さあて、急いで着替えなくっちゃ。
でも、出ていくのは朝の生理現象が収まってからにしよう・・・
「お、おはよう・・・」
『やっと下りてきたわね。』
げっ、母さんのあの顔は・・・
『まさかシンジにこんな可愛い彼女がいたなんてねぇ・・・』
アスカが今の言葉で顔を赤くしてる・・・
そんなアスカも可愛い・・・って考えている場合じゃない!
まずい!非常にまずい!絶対僕をからかう気だ。
『ま、今は時間も無いことだし、帰ってからゆっくり聞かせてもらうわ。』
「は、はい・・・」
トホホ・・・朝からついてるのかついてないのか・・・
『シンジ。』
「あっ、父さん。おはよう。」
『ああ。』
「で、何か用?」
『いや・・・羨ましい奴め。』
「えっ?」
よく聞こえなかったけど、何て言ったんだ?
『いや、何でもない。』
「そう?」
『あなた。』
『な、なんだ。』
『今の言葉、どういうことです?』
『わ、私が何か言ったか?』
『とぼけても無駄ですからね。わかってるでしょうね、あなた・・・』
「じ、じゃあ僕、もう学校行くから。行ってきます。アスカ、行こう?」
や、やばい!こっから先は修羅場だ!
『う、うん。それじゃあおじ様、おば様、行ってきます。』
『は〜い、気をつけてね〜。さ〜て、あなた。覚悟はいいですか?』
『お、落ち着くんだ、ユイ。』
父さん、助けることができなくてごめん・・・
『う〜ん、気持ちいい〜。』
朝日を浴びるアスカ。毎日違うアスカが見れるなんてホントに幸せだ。
「ちょっと早かったね。」
『うん。でも・・・』
「でも?」
『その分シンジと、ゆっくり歩くことができるから嬉しいな・・・』
はにかむ彼女を見ると胸がキュンとなる。
自分だけに向けられる笑顔。
彼女の一つ一つの仕草が僕の鼓動を早める。
「でも、これを他の人に見られたら大変だね。アスカ、人気があるから・・・」
『他の人に見られて、なんと言われようとも、もう私はシンジのものだもん!』
いつも歩いている通学路なのに
いつもとは全然違った。
隣に好きな人がいるだけで
今日一日がんばっていこうという気になる。
僕のかけがえの無い大切な彼女。
二人でずっと歩いていきたい。
人生という道を・・・
FIN
(あとがき)
うう〜、また書いちゃいました。どうでしょうか。
またこんな拙作を!と思う人もいると思いますが、
許してください!こういうのがが好きなんです。私は。
続きを希望する人がいる限り続けたいなぁ・・・
デニム「ホネホネさんから続きを頂いたんですが…」
アスカ「…ずいぶん前に貰ってたんだって?」
デニム「…はい。ごめんなさい」
アスカ「それにしても、ドジよね」
デニム「…返す言葉がありません」
アスカ「もういい。今回のは短いのね」
デニム「ですね。続き、私が書きたいぐらいに…」
アスカ「…そこのアンタ、感想送って続き書いてくれるようにしなさい」
デニム「読者にそんな乱暴な…」
アスカ「いいの。ホネホネさんを応援してあげてね」
ホネホネさんの感想はこちらへお願いします。
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